胡麻の豆知識
ごまは、魅惑の栄養源
ごまには、特有の成分「ゴマリグナン」や、ビタミンEなど、小さい身体に様々な栄養素が含まれています。
よって、ごまを食べると、以下のように様々な良い効果をもたらしてくれるんですよ。
アンチエイジング(若返り)効果
老化の原因とされる、「活性酸素」。この大半は、活動するために大量の酸素を必要とする肝臓で発生しますが、ごま特有の成分である「ゴマリグナン」は、この肝臓まで果敢に到達し、抗酸化作用を発揮するので、老化防止に大活躍します。
コレステロール撃退!
ごまの成分のおよそ5割を占める脂質には、リノール酸が豊富に含まれています。これは、肥満防止にとっても大敵であるコレステロールを溶かし、体外へ押し出す役割をしてくれます。ちなみに、このリノール酸は体の中では合成されず、食品から摂取するしかありません。
また、ごまはビタミンEも豊富で、これは血液だけでなく、血管壁にたまったコレステロールも除去してくれるので、動脈硬化を予防し、心臓の血液負担を和らげる働きもしてくれます。
骨粗鬆症、イライラを予防
大切な骨や歯を丈夫にするために、カルシウムは大切な栄養素です。慢性的に不足すると、骨がスカスカになってしまう「骨粗鬆症」を引き起こしたり、成長期であれば、あごの骨の発達にも影響します。また、神経を健やかに保つためにも、血液中に一定のカルシウム量が必要不可欠で、少なくなると「イライラ」が昂じ、最悪の場合痙攣まで引き起こしてしまいます。
怖いことを書きましたが、そんな大切なカルシウムを補給するためにも、ごまは大変優れた食品です。ごまに含まれるカルシウムは、100g中に1,200mgで、これはなんと牛乳の12倍!洗いごま大さじ1杯分で、牛乳1本分のカルシウムが摂取できます。
女性の悩みを解決
ごまは、多くの女性が抱える悩みの改善にも、大活躍してくれます。
まずは、美容効果。
ごまが肝臓に働きかけ、肝機能が向上することによって肌の細胞の代謝が促進され、美肌になる効果があります。 また、ナイアシンという成分は、肌を健康に保ち、肌荒れにも効果があります。 女性ホルモンの分泌を促してくれるビタミンEも豊富で、抜け毛やふけを抑えたり、地肌の血行がよくなることで、女性の命ともいわれる髪をつややかにしてくれます。
次に、貧血や冷え性にも効果的です。
冷え性は、血液の循環が悪いことが原因なので、鉄分をとることによって解消できます。 鉄分が多い食品にはレバーなどが知られていますが、ごまにも豊富な鉄分が含まれているうえに、毎日の食事にも取り入れやすい食品なので、上手に摂取したいものです。
最後に、便秘。
排便がスムースでないと、スッキリしないだけではなく、腸内の細菌が正常な働きをしなくなり、悪玉菌が増えて大腸ガンやポリープの原因になるともいわれています。 便秘の解消には、食物繊維をとることが大切ですが、ごまには、100gあたりに12.6gと、豊富な食物繊維も含まれているんです。
ごまの栄養をしっかり摂るポイント
前節で書いたように、ごまには、実に豊富な栄養素が含まれていますが、固い殻におおわれているため、そのまま食べてもうまく身体に吸収することができません。
夕食に取り入れたり、菓子材料として調理するときは、すりつぶしたり、切ったりして使用することが大切です。 また、すったごまは空気に触れると、酸化してしまい鮮度が落ちるので、出来るだけ料理に使用する直前に行うのが良いでしょう。
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